戸建て住宅全面塗装(コーキング入れ替え)工事
今回、築25年で初の全面塗装工事となりました。ご依頼者様が一番気にされていたことはコーキングの劣化状態でした。ご覧のようにコーキング剤が縮んでひび割れて部分的に雨水が浸透して奥の金属部が錆びてしまっていました。それと新築時でのコーキングの溝の深さが10mmしか無いのにもかかわらず上げ底パッキンで5mm程度しかコーキング剤が入っていないことが水の浸透を早めた原因になりました。
基本的には最低10mm以上の注入が必要です。この御宅は窓枠から細部のコーナー全てコーキングが入っていまして、長さにして100m以上の脱着となりました。コーキングの取り外しは特殊なジョイント工具で綺麗に剝がし取ります。
コーキング注入の前に行わなければいけないのはコーキングシーラーです(密着剤)。サイディングに塗る下塗り剤とは成分が違うためその辺も手間のかかる工程と言えます。
ご覧の通りコーキング処理が全て終了しないとサイディングへの工程に入れないことになります。
当社は経過がわからない所は勿論「手抜きは悪」を信条として仕事をさせていただいております。
塗装工事後
工事前シャッターカバー
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サビサビのシャッターカバーもトタンを入れ替えさせていただきました。 |